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「特別な支援を必要とする子への対応」というテーマで,あいち小児保健医療総合センターの心療科部長である杉山登志郎氏を迎え,ADHD・HFPDDの原因や症状・特徴・対応の仕方などについて,具体的な事例をもとに学習し理解を深めました。 <講演のポイント>
- ADHDとは,子どもの行動上の問題点から規定された障害。
- 学校教育の開始年齢となる6才頃になっても行動のコントロールがきかず,「多動性」「不注意」「衝動性」等の行動を示す。
- 治療的対応法として,薬物療法のほか,よい行動をほめ好ましくない行動を抑制して行動を修正する行動変容療法などが行われる。
- HFPDDは,知的障害をともなわない広汎性発達障害で,高機能自閉症などが含まれる。広汎性発達障害とは,自閉症と同質の社会性の障害を中心とする発達障害の総称。
- 主な症状としては「社会性の障害」「コミュニケーションの障害」「想像力の障害」「多動や不器用」などがある。
- 対応としては,ADHDやLDなど別の発達障害と間違えないこと,いじめを受けやすいので特に配慮が必要なことなどがあげられる。
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